PERIFERIA KVJ3 STOOL ペリフェリア スツール|NIKARI
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フィンランドのサウナ文化から生まれた一脚
フィンランドはサウナ発祥の地とされ、古くからサウナ文化が暮らしに根づいています。木のスツールもその一部で、創業者カリ・ヴィルタネンによる伝統的なサウナスツールは、NIKARI で何十年にもわたりさまざまな形で作られてきました。
このペリフェリアは、1997年、モスクワにあったフィンランドのエネルギー企業 Neste(ネステ)のモスクワ支店に設けられた、VIP顧客専用のサウナのためにデザインされた一脚です。座面は中央のスリットに向けてわずかにくぼんでいて、水が滴り落ちるようになっています。濡れた場所で使うための形が、そのまま意匠になりました。スリットを片手でつかめば、簡単に持ち運べます。
なぜ、この一脚だけアルダー材なのか
材はフィンランドで認証を受けたアルダー材(ハンノキ)のみを使用しています。NIKARI の家具はオークやアッシュでつくられるものがほとんどで、アルダーが使われているのは、当店が扱う NIKARI の中でこの一脚だけです。
選ばれた理由は、サウナで過ごす人の快適さでした。多孔質なアルダーは、熱い場所でも表面が熱くなりすぎません。裸の肌が直接触れる椅子だからこその、材の選択です。
仕上げは無着色のクリアオイル。ウレタンやラッカーのように膜を張る塗装をしていないため、木肌がそのまま手に触れ、使い込むほどに風合いが深まっていきます。
NIKARI 本国によれば、当時の資料でも納入先の施設名以上に「どの木を選んだか」のほうが大きく取り上げられていたといいます。心身を清めるための空間をつくる。その一点のために材の性質を見極めた、サウナのためのスツールです。
デザインしたのは、NIKARI の創業者本人
カリ・ヴィルタネンは19歳で工房を興し、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクの仕事を手がけながら、無垢材の家具をつくり続けてきた職人です。1987年に北欧のブルーノ・マトソン賞、2005年にフィンランド国家デザイン賞、2009年にはフィンランド大統領より「プロ・フィンランディア」メダル、2020年にカイ・フランク・デザイン賞を受けています。
NIKARI(ニカリ)について
1967年、フィンランド西海岸のオストロボスニア地方で、19歳の家具職人カリ・ヴィルタネンが興した木工ブランドです。無垢材の美しさを引き出す熟練の職人技で、世界のデザインシーンから注目を集めています。当店は取扱店です。
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