カーテンや椅子張りで使われる織物を、手に触れられる一枚にする。当店が西陣織のクッションを作っているのは、その考えの延長にあります。
西陣織とは
京都・西陣で受け継がれてきた、日本を代表する紋織物です。応仁の乱(1467〜77年)の後、職人が西軍の陣地跡に集まって織物業を再開したことが「西陣」の名の由来とされ、約550年にわたって技が磨かれてきました。金糸・銀糸や箔を織り込む緻密な紋織は、絹織物の最高峰とも称されます。
本来は帯や能装束のための織物で、日常のなかで手に触れる機会はほとんどありません。当店はこの生地を仕入れ、日本国内で縫製してクッションに仕立てています。額装された美術品としてではなく、ソファに置いて毎日触れられるものとして。
取り扱っている柄
源氏絵──源氏物語に登場する京都の名所(金閣寺・銀閣寺・二条城・枯山水庭園)と御所車を、王朝風の文様とともに配した絵図。
騎馬武者絵巻──白馬に乗った大将を中央に据えた、色彩と躍動感のある一枚。裏地には節のあるラブネップ糸を使い、吉祥文様の亀甲柄をグラフィカルに表現しています。
鶴亀立涌文様──長寿を意味する鶴と亀を、蒸気が立ちのぼる形を表した立涌文に組み合わせた古典柄。
風神雷神図──俵屋宗達の屏風で知られる図像を織りで表現したもの。
平安御所車・草花文様・嵯峨野桜──いずれも京都に由来する意匠です。
サイズと中材について
45×45cmの正方形のほか、ソファの腰当てに使いやすい横長サイズ(60×30cm、65×35cm、72×32cmなど)をご用意しています。
「中材付」と表記のある商品は、中材(ヌードクッション)が付属します。カバー単品の商品は、商品ページで中材の有無をお選びいただけます。当店の中材は「45×45cmカバー用」のようにカバーサイズ基準の表記です。お使いのカバーと同じ表記サイズをお選びいただければ、角までふっくら仕上がります。
お手入れ
金糸・銀糸を使用しているため、ご家庭でのお洗濯はお避けください。汚れた場合はドライクリーニングをおすすめします。直射日光の当たる場所に長時間置くと退色の原因になります。
日本の織物に関心のある方への贈り物としても、海外のお客様をお迎えする空間の設えとしてもお使いいただけます。2万円以上のご購入で全国送料無料です。